頭痛の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
頭痛を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
頭痛を緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、頭痛の緩和を目指します。
当院の頭痛の治療にご興味があれば、是非お読みください。
頭痛とは
こめかみが痛んだり、ズキンズキンと痛んだりします。
頭全体を締め付けるような痛みがあります。
後頭部が痛んだり、眼の奥が痛んだりします。
頭痛の原因
くも膜下出血(これまでに無いような異常な頭痛を訴える場合は、救急搬送の必要性もあります。)・髄膜炎・脳腫瘍という場合もありますので、一度検査を受けた方が良いかと思います。
一般的に、眼の緊張・側頭部の筋肉の緊張・三叉神経痛・頭部の血管の拡張などがあり、音・臭い・光などが刺激となって頭痛になる場合もあるようです。
頭痛の緩和
眼の休憩を取りましょう。
眼に冷たいタオル等を当てて冷やすことをよく言われますが、眼を閉じることも良いと思います。
眼を閉じることで、物を見ようとして懸命にピントを合わせる筋肉が緩むそうです。
どこでも出来ますので眼を閉じて休ませてあげてください。
頭痛への施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
頭痛を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、頭痛のための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
頭痛の症状と鍼灸治療
<ほぼ毎日の頭痛、朝から夕方にかけて症状が強くなる>
[症状]
ほぼ毎日頭痛がある。
朝から夕方にかけて症状が強くなる。
吐き気もあり、首こり・肩こりも強い。
イライラする。朝起きが辛く、身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて頭痛に関わる側頭筋や眼の緊張状態を調べました。
側頭筋や眼の緊張状態は共に強いため、その緊張状態を緩める様に鍼とお灸で治療しました。
またスマホやゲームは眼にかなり負担がかかるため、なるべく控える様にお願いしました。
1週間後の第2診では、第1診後より頭痛はかなり緩和されています。
前回同様の鍼灸治療を行いました。
治療を重ねる毎に、徐々に頭痛は緩和されています。
症状の安定化のため、2週間に1度の鍼灸治療を継続して行っておられます。
<こめかみ、頭頂部あたりの痛み>
[症状]
こめかみ、頭頂部あたりが痛み、スッキリと取れない状態が一ヶ月続く。
痛みは一日中続く。
視力は0.1
肩こり・首こりが強く、腰痛もある。
眼が疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、頭痛に関係しやすい側頭筋・眼の緊張状態などを調べ治療を行いました。
眼の緊張も強いが、側頭筋の緊張が非常に強いため、緊張が取れるように治療を行いました。
第2診
仕事が忙しくなかなか治療に来られないと、約一ヶ月後に来院されました。
前回の治療後、調子は良く、ここ最近になってまた少し気になってきたとの事です。
側頭筋等の緊張状態を調べ、前回同様の治療を行いました。
<起きていられないくらい激しい頭痛>
[症状]
いつからか判らないくらい何年も前より、左側の眼の奥が痛み、のぼせやすい、左側の坐骨神経痛がある。
毎年4月と10月に大きな行事があり、その1か月前が特に起きていられないくらい激しい頭痛が続く。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて頭痛に関して調べました。
この方の場合、眼の網膜に炎症と、特に緊張(気滞・きたい)が強く、また精神的にもイライラしやすく、せっかちになり、怒りやすい等があり、その影響が眼の緊張を引き起こし、頭痛へと繋がる様なので、それらにあわせ治療を進めました。
まもなく4月という事もあり、頭痛が激しく、なかなか症状が軽減なく、色々と治療を試みて、少しづつ症状が改善しはじめました。
10月には楽になっておこうねと治療を継続し、10月をまじかに控え、症状は落ち着いておられます。
その後、行事も事無き終えられました。
<頭が重く、激しい頭痛>
[症状]
頭が重く、激しく痛む。
頚から肩にかけて痛みが強い。
最近は特に忙しく、ストレスが溜まっている。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
頭痛を起こす原因を色々調べてみると、身体にはかなり強い緊張があり、左脳内の動脈に影響し、動脈が緊張し痙攣 [けいれん]して、頭重 [ずじゅう]、頭痛を起こしていると判断し、治療を進めました。
3日後の第2診
頭痛は軽減しましたが、
左脳内の動脈の緊張と痙攣 [けいれん]している状態は残っておられます。
更に3日後の第3診
左脳内の動脈の緊張と痙攣 [けいれん]は除かれ、頭痛も無いとの事でした。
<眼から奥にかけての痛みで、時には頭全体に激しい痛み>
[症状]
眼から奥にかけて痛み、時には頭全体が激しく痛む。
常に鎮痛剤を持ち歩き、服用している。
生理痛がひどく、食欲が無く、胃腸が弱い。
イライラしやすく、セッカチ。
気力が無くなりやすい、朝起きがつらく、身体がだるい、疲れやすい。
腰痛があり、胃が痛む。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて眼から奥にかけて痛むとの事なので、眼を調べてみると、眼の網膜にかなりの緊張とそれに伴う炎症がある為頭痛が起こる様なので、応じて治療を行いました。
この方は、平素からストレス(イライラ)が強く、眼に影響するので、眼の治療はもちろん自律神経等の治療も併せて行いました。
何度か治療した頃から、頭痛があっても鎮痛剤の服用をしなくて済む様になられました。
忙しい日々には変わりないが、長年にわたり患った為、眼には軽度の過敏性が残り、時には頭痛もするが以前とは比べられない程に軽くなられ、治療を終えました。
また、その他の諸症状も緩和されました。
頭痛のまとめ
頭痛については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
頭痛を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの頭痛の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
頭痛は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。