頭痛の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
頭痛を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
頭痛を緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、頭痛の症状の緩和を目指します。
当院の頭痛の鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
頭痛とは
頭痛には、最も多いものに緊張型頭痛があり、頭がズキズキと痛む片頭痛・目の奥が激しく痛む群発頭痛・薬の使い過ぎによる頭痛・暑い時期などの熱中症による頭痛・病気が原因で起こる頭痛などがあります。
また、激しい頭痛が突然起こるくも膜下出血は脳卒中の一つのタイプで、他に脳梗塞・脳出血などがあります。
くも膜下出血になると、バットで殴られたような激しい頭痛に突然襲われ、吐き気や嘔吐を伴う場合があります。
くも膜下出血を発症する数日前に突然頭痛が起こる場合があります。
頭痛はそれほど強くありませんが、警告頭痛といわれる前兆で2~3割の方が経験されます。
脳腫瘍は、頭蓋骨の中にできるすべての腫瘍を指します。
主な症状は「起床時の頭痛」「吐き気がないのに突然起こる嘔吐」「片側だけに起こる痺れや運動麻痺」などです。
頭痛の原因とは
●緊張型頭痛
日本に約2000万人いるとされています。
側頭筋や後頸筋群・僧帽筋などの頭から頸・背中にかけての筋肉のコリや張りによって、痛みを感じる神経が刺激されることで頭痛が起こるそうです。
原因は、生活習慣が関係しています。
デスクワークや車の運転などでうつむいた姿勢をとっている時が要注意です。
長時間同じ姿勢でいることで、夕方から仕事の終わり頃に頭痛が起こりがちです。
●片頭痛
脈を打つようにズキズキと痛み、動くと悪化することが特徴です。
頭の左右どちらかの片側が痛む方は約6割、両側が痛む方は約4割いるとされています。
強い吐き気を覚え、嘔吐してしまいます。
片頭痛の原因は、脳の視床下部が関係していると考えられています。
視床下部は、ホルモンや体温の調整・心臓の機能維持などの重要な働きをしています。
この視床下部で、脳の電位・脳内物質などの何らかの変化が起こると、顔の皮膚の感覚を伝える三叉神経に炎症が起こり、脳内の血管が拡張して三叉神経を刺激したりして痛みが出現します。
片頭痛の誘因には、月経・排卵・出産後・更年期・寝不足・寝過ぎ・空腹・ストレス・まぶしい光・強い臭い・人混み・騒音・天候の変化・湿度の変化・高い湿度・アルコールなどです。
●群発頭痛
頭の片側だけに目の奥の辺りの激痛が起こり、目の充血・涙や鼻水が止まらないなどの症状を伴う頭痛で、20~40歳代の男性に多い特徴があり、1~2ヶ月ほど毎日のように起こり、この期間を群発期と呼びます。
脳の視床下部が関係していると考えられています。
何らかの原因によって視床下部が刺激を受けると、頭部に分布する三叉神経が痛みを感じ、そのため三叉神経に繋がっている目の奥の辺りに激痛が起こります。
また、三叉神経と繋がっている副交感神経が興奮するため、目の充血・涙や鼻水が止まらないなどの症状も起こります。
三叉神経は頭の中の左右に分布しているため、症状は頭の片側だけに起こります。
群発頭痛が起こると、痛みだけが原因ではなく興奮した状態になって、動き回ったり気分が落ち着かなくなったりします。
群発頭痛の症状は1~2時間ほど続き、夜から明け方に起こることが多いとされています。
毎日ほぼ同じ時間帯に起こるのが特徴です。
1回の群発期で治まる場合もありますが、典型的なケースでは10年以上にわたり、半年~2年おきに群発期を繰り返します。
●薬の使い過ぎによる頭痛
薬の頻繁な使用が頭痛に繋がることがあります。
もともと片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛があり、痛み止めの薬や片頭痛の治療薬であるトリプタンを、1ヶ月に10日以上飲む状態が3ヶ月を超えて続いている場合、薬の使い過ぎによる頭痛になります。
原因となる薬は、頭痛薬だけでなく月経痛や腰痛など他の痛みを和らげる痛み止めでも起こります。
こうした薬を使用する回数が多いほど起こりやすくなります。
●熱中症による頭痛
熱中症の重症度は、大きく三段階に分かれます。
まず、めまい・立ちくらみ・足の筋肉がつる・お腹の筋肉の痙攣などです。
症状が進むと、頭痛・嘔吐・ぐったりした感じになります。
更に重症化すると、意識障害・全身の痙攣・全身が熱くなる・高体温などが起こり、時には死に繋がることもあるので注意しましょう。
頭痛の緩和方法
緊張型頭痛は、長時間の同一姿勢・悪い姿勢・不適切な枕・運動不足などの生活習慣を見直し、頭から頸・背中にかけて筋肉の負担をかけないようにしましょう。
また、ジョギングやウォーキング・体操など運動をして、血行を良くしましょう。
生活習慣を改めても頭痛が和らがなければ、精神的ストレスが関係している可能性があります。
精神的ストレスが加わると、脳など中枢神経の痛みの感じ方が過敏になることで、緊張型頭痛が長引くとされています。
片頭痛は決して運動や体操などは行わないようにし、静かな暗い場所で安静にしましょう。
少しでも睡眠を取ると症状が和らぎます。
まず、薬に頼らず頭痛の緩和を目指しましょう。
熱中症で頭痛・嘔吐・ぐったりした感じがする場合は、水分・塩分補給をし、衣服を緩めて脇の下や首筋・足の付け根にある太い血管を冷やし、その後病院を受診しましょう。
頭痛への鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
頭痛を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、頭痛のための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
頭痛の症状と鍼灸治療
<ほぼ毎日の頭痛、朝から夕方にかけて症状が強くなる>
[症状]
ほぼ毎日頭痛がある。
朝から夕方にかけて症状が強くなる。
吐き気もあり、首こり・肩こりも強い。
イライラする。朝起きが辛く、身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて頭痛に関わる側頭筋や眼の緊張状態を調べました。
側頭筋や眼の緊張状態は共に強いため、その緊張状態を緩める様に鍼とお灸で治療しました。
またスマホやゲームは眼にかなり負担がかかるため、なるべく控える様にお願いしました。
1週間後の第2診では、第1診後より頭痛はかなり緩和されています。
前回同様の鍼灸治療を行いました。
治療を重ねる毎に、徐々に頭痛は緩和されています。
症状の安定化のため、2週間に1度の鍼灸治療を継続して行っておられます。
<こめかみ、頭頂部あたりの痛み>
[症状]
こめかみ、頭頂部あたりが痛み、スッキリと取れない状態が一ヶ月続く。
痛みは一日中続く。
視力は0.1
肩こり・首こりが強く、腰痛もある。
眼が疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、頭痛に関係しやすい側頭筋・眼の緊張状態などを調べ治療を行いました。
眼の緊張も強いが、側頭筋の緊張が非常に強いため、緊張が取れるように治療を行いました。
第2診
仕事が忙しくなかなか治療に来られないと、約一ヶ月後に来院されました。
前回の治療後、調子は良く、ここ最近になってまた少し気になってきたとの事です。
側頭筋等の緊張状態を調べ、前回同様の治療を行いました。
<起きていられないくらい激しい頭痛>
[症状]
いつからか判らないくらい何年も前より、左側の眼の奥が痛み、のぼせやすい、左側の坐骨神経痛がある。
毎年4月と10月に大きな行事があり、その1か月前が特に起きていられないくらい激しい頭痛が続く。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて頭痛に関して調べました。
この方の場合、眼の網膜に炎症と、特に緊張(気滞・きたい)が強く、また精神的にもイライラしやすく、せっかちになり、怒りやすい等があり、その影響が眼の緊張を引き起こし、頭痛へと繋がる様なので、それらにあわせ治療を進めました。
まもなく4月という事もあり、頭痛が激しく、なかなか症状が軽減なく、色々と治療を試みて、少しづつ症状が改善しはじめました。
10月には楽になっておこうねと治療を継続し、10月をまじかに控え、症状は落ち着いておられます。
その後、行事も事無き終えられました。
<頭が重く、激しい頭痛>
[症状]
頭が重く、激しく痛む。
頚から肩にかけて痛みが強い。
最近は特に忙しく、ストレスが溜まっている。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
頭痛を起こす原因を色々調べてみると、身体にはかなり強い緊張があり、左脳内の動脈に影響し、動脈が緊張し痙攣 [けいれん]して、頭重 [ずじゅう]、頭痛を起こしていると判断し、治療を進めました。
3日後の第2診
頭痛は軽減しましたが、
左脳内の動脈の緊張と痙攣 [けいれん]している状態は残っておられます。
更に3日後の第3診
左脳内の動脈の緊張と痙攣 [けいれん]は除かれ、頭痛も無いとの事でした。
<眼から奥にかけての痛みで、時には頭全体に激しい痛み>
[症状]
眼から奥にかけて痛み、時には頭全体が激しく痛む。
常に鎮痛剤を持ち歩き、服用している。
生理痛がひどく、食欲が無く、胃腸が弱い。
イライラしやすく、セッカチ。
気力が無くなりやすい、朝起きがつらく、身体がだるい、疲れやすい。
腰痛があり、胃が痛む。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて眼から奥にかけて痛むとの事なので、眼を調べてみると、眼の網膜にかなりの緊張とそれに伴う炎症がある為頭痛が起こる様なので、応じて治療を行いました。
この方は、平素からストレス(イライラ)が強く、眼に影響するので、眼の治療はもちろん自律神経等の治療も併せて行いました。
何度か治療した頃から、頭痛があっても鎮痛剤の服用をしなくて済む様になられました。
忙しい日々には変わりないが、長年にわたり患った為、眼には軽度の過敏性が残り、時には頭痛もするが以前とは比べられない程に軽くなられ、治療を終えました。
また、その他の諸症状も緩和されました。
頭痛のまとめ
頭痛については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
頭痛の症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの頭痛の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
頭痛は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。