うつ病の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
うつ病を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
うつ病を緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、うつ病の症状の緩和を目指します。
当院のうつ病の鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
うつ病とは
抗うつ気分(気分が落ち込んで元気が出ない状態)・興味・喜びの喪失・食欲がない・食べ過ぎてしまう・睡眠の異常・疲れやすい・やる気が出ない・自分なんて価値がない人間だと思ってしまう・自分のせいで人に迷惑が掛かっていると感じてしまう・集中力がない・物事をじっくりと考えられない・決断できない・死んでしまいたいと思う(希死念慮)・自殺について考えるなど。
うつ病の影響により、以前できていたことができなくなったり、精神的な症状より先に身体的な症状が出ることも多く、例えば、消化器症状(食欲がない・便秘するなど)や、生殖器障害(性欲減退・月経異常)・疲れやすさや動悸など、その他、涙もろい・考え込む・同じことを考え繰り返すことを止められない・不安・恐怖・健康に対する心配などがあります。
うつ病の原因とは
セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンなどの脳内の三大神経伝達物質の働きが悪くなっていると考えられているようです。
セロトニンが不足すると、精神のバランスが崩れ、暴力的になったり、うつ病を発症する原因になったりするそうです。
また、ストレスを感じると、コルチゾール(副腎皮質ホルモン)が分泌される。
このコルチゾールが、脳の海馬を委縮させるそうです。
気分をコントロールする物質(セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミン)のバランスが崩れることが原因に関わっているとされています。
コルチゾール(副腎皮質ホルモンの一種)の関与も指摘されています。
うつ病になりやすい人の特徴として、真面目・責任感が強い・家族にうつ病を経験した人がいるなどだそうです。
辛い出来事やストレス・引っ越しによる生活環境の変化・負担からの突然の開放・身体の病気が抗うつを引き起こすことがある。
必ずしも辛いことが引き金になるわけではなく、また、辛い出来事に対する正常範囲の悲しみは抗うつとは言わない。
うつ病の緩和方法
生活習慣の改善は大切です。
不安やストレスの原因からは離れましょう。
学校や復職する気持ちが湧いてきたら、通学・通勤時間などに合わせたリズムの生活を始め、歩行や軽い運動も取り入れていきましょう。
休職・休学期間が長くなったりした場合でも、復職・復学を焦らないことが大切です。
ゆっくりと少しずつ準備しましょう。
脳神経伝達物質のセロトニン(幸せホルモン)は、土の中に生息するバクテリアによってセロトニンを増やす効果があるとされています。
土遊びや畑作業をすることも良いのではないでしょうか。
また、動物と触れ合うことで「心地良い」と感じると、脳からオキシトシンというホルモンが分泌され、ストレスホルモン”コルチゾール”の分泌を抑える働きがあるそうです。
犬や猫など好きな動物と一緒に過ごすのも良いのではないでしょうか。
うつ病への鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
うつ病を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、うつ病のための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
うつ病の症状と鍼灸治療
<漢方・睡眠導入剤を服用するが、なかなか思うような睡眠が得られない>
[症状]
眠れないため、漢方・睡眠導入剤を服用するも、仕事が不規則でなかなか思うような睡眠が得られなく、仕事を休職中。
腰痛・肩こりがある。
高血圧、イライラする、やる気が出ない、眼が疲れる。
不安感があり、身体がだるい、疲れやすい、食欲がない。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて睡眠・腰・肩などの状態を調べ、治療を進めていきました。
身体は精神的な緊張状態が強かったです。
第5診では、精神的な緊張も緩み、少しずつ睡眠も安定しているとのことでした。
2月には仕事に復帰されました。
仕事は交代制で、夜勤もあり大変とのことでした。
以前は薬を服用しても困難であったが、現在も薬を服用はしているものの、眠れているとのことで喜ばれております。
春は気が変動する時期だったり、仕事への不安(不規則など)等と悪条件の中で、良い結果が出ていると思い、更なる良い状態を目指し、診断して治療を行っています。
<うつ病で、抗うつ剤を服用>
[症状]
頸・肩・腰と全身が凝る。
うつ病で、抗うつ剤も服用。
やる気が出ない、眼が疲れる、不安感がある。
朝起きが辛く、身体がだるく、疲れやすい。
頻尿で下痢しやすい。
強い刺激が苦手との事。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えてうつ病、腱・筋肉の緊張状態などを調べ、鍼とお灸で治療を行いました。
最初は、強い刺激が苦手との事で鍼の本数を少なくして、治療回数を重ねる毎に少しづつ鍼の本数を増やして治療を行うようにしました。
治療に来られた時に、胃が痛むと訴えられたため胃を調べてみると、胃には緊張状態があり、その治療も一緒に行いました。
次に来られた時には、胃の痛みは緩和されていました。
あの時は少しの刺激しかしていないのに、やはり敏感な方のようで、改めて刺激量(鍼の本数など)を考慮しながら治療を行うように心掛けました。
現在も更なる向上を目指し、鍼灸治療を継続されておられます。
<うつ病と診断。 無気力で、朝立ち上がる事が出来ない>
[症状]
病院でうつ病と診断される。
無気力で、朝立ち上がる事が出来ない。
考えがまとまらす、身体が重く動きにくい。
肩凝りがあり、仕事でパソコンを使うと手が震え、現在休職中。
眼が疲れる、味が無い、疲れやすい。
食欲が無く、量が食べれない。
下痢しやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えてうつ病・意欲等を調べ治療を行いました。
最初あった意欲に関する強い気虚(気が少ない状態)は、1週間に1度の第4診では消失するも、以後軽い気虚の状態は時折出現しました。
少しづつではありますが、身体がだるい等の症状は改善されるも、眼が疲れるという症状は残りましたので、
眼の疲れに対し、一層の配慮を加え、治療を行いました。
2ヶ月、午前中だけ仕事に復帰し、3ヶ月後には完全復帰されました。
<不安が強く、うつ病と診断。 やる気が出ず、仕事も以前のように出来ず、そのことでまた落ち込む>
[症状]
不安が強く、心療内科を受診され、うつ病と診断される。
やる気が出ず、仕事も以前のように出来ず、そのことでまた落ち込む。
朝起きが辛く、身体がだるく、疲れやすい。
声がかすれる。
便秘をしやすく、出る便は下痢である。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
加えて、うつ病に関する事・意欲等を調べ、治療を進めました。
治療を始めた頃は、週2〜3回程度患者様からのお電話でのご予約で治療を行いました。
やや回数が多いかとは思ったが、不安の表れであろうと治療を行いました。
徐々に気持ちも前向きになり始め、ゴルフにも出掛けられるようになられました。
仕事には慎重であるが、順調にこなせる様になってこられ、受診回数も減ってきました。
週2〜3回の治療が、2ヶ月後には1回となり、3ヶ月後頃には2週間に1回、6ヶ月後頃には3〜4週間に1回の治療で安定し、仕事にも取り組んでおられます。
<うつ病で、メニエール、起立性調節障害もある>
[症状]
2年前より、うつ病を発症。
メニエール、起立性調節障害がある。
5年前、第一児出産。
産後、アレルギーが強くなり、喘息も発症。
何かあると下痢をしやすい。よく風邪を引く。
胃が痛み、吐き気がある、イライラする。
朝起きが悪く、身体がだるい、疲れやすい。
腰痛がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、うつ病に関する感情・意識等の中枢を調べ、また、胃や腸の状態と、胃や腸に関わる過敏性等を配慮しながら治療を行いました。
この方は不安が強く、すぐに弱い胃腸に影響してしまいます。
すると、食欲もなくなり、身体は疲れやすい・だるい等の症状が現われてしまいます。
よって、うつ病の中枢等と、胃腸の弱りを補いながら安定性をはかり、心と身体の元気を付けるべく治療を進めていきました。
治療する事数回後、帰りに一人でお店に寄って食事をする様になられ、身体は少しづつ元気になられました。
約8ヵ月後、仕事を始められ、治療を終えました。
<胸が刺す様に痛む。不登校になり、呼吸が苦しく、常に胸に手をあてている状態>
[症状]
昨年より胸が刺す様に痛む。
内科・整形外科を受診するも特に異常は見付からず、肋間神経痛だろうとの事。
今年に入り不登校となり(1学期はほとんど学校に行っていない)呼吸が苦しく、常に胸に手をあてている状態。
イライラし、やる気が出ない。
不安感が強く、身体がだるく、疲れやすい。
精神科で、うつ病と診断される。
当院に来られても、待合室で横になっている状態です。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えてうつ病に関する感情面意識障害等を調べ、治療を行いました。
胸の痛みは、気管の下位に過敏なところがあり、そこにストレスが影響している様なので聞いてみると、小児喘息があり、その時の気管の弱さがこの胸痛に現われている様でした。
遠方ではありますが夏休みでもあるので、1週間に1度は必ず受診してもらい、9月になってからは学校へ登校する様になられました。
それでも胸に手を置き、しばらくはその様な状態は続きましたが、次第に良く話す様になり、受診した時は必ず寄り道をして帰る様になられました。
表情も明るくなり、いつの間にか胸に手を置かなくなりました。
他県の大学に入学が決まり、一人でアパート暮らしが始まり、大学生活を送られています。
初診時には、「家から通える距離の大学」を希望されておられましたので、家族の方も症状が改善され、喜んでおられます。
うつ病のまとめ
うつ病については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
うつ病の症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めのうつ病の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
うつ病は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。