リウマチの症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
リウマチを治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
リウマチを緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、リウマチの緩和を目指します。
当院のリウマチの治療にご興味があれば、是非お読みください。
リウマチとは
朝のこわばり。手指第二関節、手首、肘、肩、膝、足首などに炎症が起こり痛みます。
リウマチの原因
免疫が誤作動を起こし、自分の身体を攻撃します。
関節の滑膜に炎症が起き、やがて骨・軟骨を破壊して変形します。
リウマチの緩和
アレルギー、自己免疫疾患のどちらも腸で異変し、いくつかの腸内細菌が減少していると言われていることから、腸内細菌を意識した食事をすると良いと思います。
*Tレグ(制御性T細胞)・・・暴走している免疫細胞を見つけると興奮を鎮める物質を放出し、免疫のブレーキ役をする。Tレグは腸で生み出されています。
腸に住むクロストリジウム菌が「落ち着いて」というメッセージを放出し、腸内で免疫細胞が受け取るとTレグが生まれる。クロストリジウム菌は、食物繊維を取ることでTレグをたくさん生み出すそうです。海藻には食物繊維が豊富なので、しっかり取るようにしましょう。
(海藻を分解できる腸内細菌を持つ割合は、日本人約90%、欧米人3%ともいわれているそうです)
リウマチへの施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
リウマチを緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、リウマチのための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
リウマチの症状と鍼灸治療
<リウマチと診断された、変形は進んでいない>
[症状]
1年半前リウマチと診断される。
変形は進んでいない。
両手首・肘関節・足首が痛む。
肩こり・頸こり・腰痛がある。
イライラしやすく、朝起きがつらい。
身体がだるく、疲れやすい。
膀胱炎を繰り返す。
食欲がない。汗が出やすく、冷えやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて経絡的なリウマチの反応、腱、筋、関節(両手首・肘の炎症状態等)を調べて、鍼とお灸で治療を進めました。
治療を重ねる毎に、少しずつ症状は緩和されていますが、頑張って動き過ぎると痛みが強くなる様に見受けられます。
現在も症状の緩和を目指して、定期的に鍼灸治療を継続しておられます。
<関節リウマチと不眠>
[症状]
もともとは関節リウマチの治療で来院。
身体がだるく、疲れやすい。イライラする。やる気が出ない。
汗が出やすく、冷える。
午前中頻尿になる。
リウマチの治療を始めて1年後に、近所でのゴタゴタで不眠になる。
物事が気になり、気分が落ち込む等の症状が現れる。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、不眠・気分が落ち込む等に関するところを調べて鍼とお灸で治療を進めていきました。
2週間に1度のペースで鍼灸治療を行い、治療回数を重ねる毎に症状も緩和されているようです。
秋は季節的に誰もがセンチメンタルになりやすいのですが、症状はずいぶん緩和されて、現在もなおリウマチ等と併せて鍼灸治療を継続しておられます。
<MRI検査でリウマチの初期>
[症状]
今年に入って手足がシュワシュワする。
手がこわばる、朝むくむ、痛む。
血液検査は異常なし。MRI検査でリウマチの初期と言われて、投薬はなく、経過観察との事。
腰痛、右股関節が痛む。
イライラし、朝起きが悪く、身体がだるく、疲れやすい。
風邪をひきやすい、頻尿がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて関節リウマチの状態を調べ、治療を進めました。
この方は、定期的に週1回のペースで治療に来られ、少しは自覚症状が残るものの軽減され、約1年後のMRI検査では「状態が良くなっている」とお医者様に言われたと喜んでおられました。
現在も間隔を空けて継続して治療を行っております。
<リウマチを薬で抑えられていたが、両手・指・手首に腫れと痛みが出る>
[症状]
リウマチで4年前より薬で抑えられていたが、両手・指・手首に腫れと痛みが出てきた。
頸こり、肩こりがある。
イライラする、寝ていても痛みで目が覚めてしまう。
下痢しやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて関節にリウマチアレルギーがどの程度かかわっているか、腱・筋の状態はどのようになっているかなどを調べ、治療を進めました。
1週間に1度の治療の第11診
リウマチの関節への経絡診断的反応が少し良くなられました。
症状にも改善が見られ、楽になったとの事です。
このころより治療期間を2週間に1回の治療で経絡診断するも、症状に悪化はなく良好との事です。
年末を迎え、忘年会で飲み過ぎることが多いとの事だが、状態は良いとの事でした。
<関節リウマチで、特に両手首・両足首の痛み>
[症状]
6年前より関節リウマチを発症。
特に両手首・両足首が痛い。
1年前、腰椎圧迫骨折をしている。
朝起きがつらく、疲れやすい。
身体がだるい。
腰痛がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて関節リウマチ・両手首・両足首等の状態を調べ、治療を進めました。
治療を重ねる毎に、症状は落ち着いていくものの、使い過ぎれば痛み、特に手首は熱を持ち赤く腫れる事もあるようです。
また、風寒の外邪(風邪)、その他外界の刺激も受けやすく、痛みを増す原因となります。
その都度、状態に応じて治療を行い、少しでも安定する様心がけ、現在も治療を継続しています。
リウマチのまとめ
リウマチについては、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
リウマチを緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めのリウマチの治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
リウマチは鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。