パーキンソンの症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
パーキンソンを治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
パーキンソンを緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、パーキンソンの緩和を目指します。
当院のパーキンソンの治療にご興味があれば、是非お読みください。
パーキンソンとは
動作が遅くなったり、身体のバランスが悪くなり、ふらついたり転倒したりします。足を引きずることがあります。箸がうまく持てなかったり、何もしていない時に手足が震えたりもします。筋肉が硬くなったり、表情が乏しくなります。肩や腰の痛みを感じやすくなります。
パーキンソンの原因
脳の神経伝達物質ドパミンが減少します。ドパミンは脳幹部にある黒質で作られています。黒質にある神経細胞が壊されることによって、ドパミンの生産量が減ってしまい、さまざまな運動障害が起こるそうです。
パーキンソンの緩和
レビー小体(異常なたんぱく質)が、脳幹部の神経細胞内に溜まっているそうです。レビー小体型認知症では、大脳皮質の神経細胞にレビー小体が見られるそうです。ストレスになることを避けて、睡眠をしっかり取って、脳を休めましょう。感動する・嬉しくなる・新しいことをするなどは脳の活性化にもなりますので、日々の生活の中に取り入れてください。
パーキンソンへの施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
パーキンソンを緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、パーキンソンのための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
パーキンソンの症状と鍼灸治療
<パーキンソンを発症、震えは無く、身体が硬直>
[症状]
14年前パーキンソンを発症。
震えは無く、身体が硬直する。
突っ込む様に歩く。
腰痛・坐骨神経痛が両足に出る。
疲れやすい。
冷え症が強い。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。パーキンソンは中医学で「痙症[けいしょう]」に相当します。
痙症に関する中枢、筋肉の緊張等を調べ、鍼とお灸で治療を進めました。
少しづつではあるが、痙症の中枢、筋肉の緊張は緩和しました。
しばらくの間、身体全体の緩和のために、鍼灸治療を継続されています。
<パーキンソンで歩行困難>
[症状]
1995年某病院にて、パーキンソンと診断され治療中。
歩行困難、イライラする、血圧が高く、股関節より下が重く、腰痛がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えてパーキンソンに関する脳、筋肉、精神的な緊張、そして、股関節、腰痛等を調べて治療を進めました。
5〜6回治療した頃から、帰りにデパートへ寄ったり、近所に住まれている兄弟の所へ寄られる様になったりと、少しづつ行動的になられ、同年11月1日に治療を終えました。
パーキンソンのまとめ
パーキンソンについては、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
パーキンソンを緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めのパーキンソンの治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
パーキンソンは鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。