虚弱体質の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
虚弱体質を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
虚弱体質を緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、虚弱体質の症状の緩和を目指します。
当院の虚弱体質の鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
虚弱体質とは
虚弱体質という言葉に明確な定義はないそうですが、主には体力・気力・意欲がなく、疲れやすい体質、または疲労感や重だるさが抜けにくいなどがあります。
また、食欲不振・顔色の悪さ・貧血・めまいや立ちくらみ・風邪などの病気になりやすいなどがあります。
虚弱体質の原因とは
長時間労働による肉体的疲労、それに伴う精神的ストレス・不規則な生活リズム・偏食などの食生活の乱れ・運動不足・睡眠不足といった、体力消耗と体力回復への問題などが挙げられます。
これらマイナスの要因が重なると、一般的な体力がある人でも慢性的な疲労感が抜けにくくなる場合があるそうです。
虚弱体質の緩和方法
栄養バランスの整った食事をしましょう。
アレルギーがない限り、色々な物を食べましょう。
なるべく和食を中心に食事を取ると良いでしょう。
また、病気のため身体の疲労感が出ているのであれば、病気の治療を行いながら、十分な睡眠も取り、適度(軽く無理のない程度)に運動をして、気血の巡りを良くしましょう。
虚弱体質への鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
虚弱体質を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、虚弱体質のための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
虚弱体質の症状と鍼灸治療
<虚弱体質:イライラして、吐きそうで、しんどい>
[症状]
イライラして、吐きそうで、しんどい。
朝起きがつらい、疲れやすい。
首こり・肩こりが強く、腰は弱い。
アレルギーがある。
食欲が無く、痩せている。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
イライラして吐きそうなのは肝気滞(気滞:緊張状態)を、朝起きがつらい・疲れやすいのは脾気虚を、食欲が無いのは胃の気虚を、それぞれ状態を調べて、はりとお灸で治療しました。
一週間に一度の治療間隔での第2診
前回の治療後、翌日ぐらいまで身体がだるかったと言われました。
最初は鍼の本数や太さには気を遣い刺激量を少なめにしているのですが、それでも刺激が多かったのかと反省し、更に鍼の量や置鍼(鍼を打って置く時間)を短くし、全体的に刺激量を少なくして治療を進めました。
第3診
第2診後は、以前のような治療後に身体がだるくなることはなかったと言われました。
慎重にはりとお灸で治療しました。
第6診
イライラした気分は落ち着き、食欲も出てきたそうです。
少しずつ元気が出てきたようで、気持ち良いとのことです。
以前は声も細く小さかったのですが、声も大きく笑顔がよく見られるようになりました。
今の調子を崩したくないとのことで、はりとお灸の治療を継続しておられます。
鍼の刺激量も数も増やして、色々とその時の状態に応じて鍼灸治療が行えています。
<虚弱体質:食事が取れない>
[症状]
喉のリンパが腫れたため抗生物質を服用後、みぞおちが硬くなり、胸やけやゲップが出て食事が取れなくなった。
味が分らなくなった。
腎機能も下がっているそうです。
身体がだるく、疲れやすい。
体重がどんどん落ちている。
腰痛があり、頻尿。
[治療]
全身的に経絡を行いました。
身体がだるい・疲れやすいのは脾の気虚(気の弱り)、食欲が無いのは胃の気虚(胃の弱り)、それらの状態を調べました。
脾気虚・胃の気虚は強く弱っているようなので、はりとお灸で治療しました。
一週間に一度の間隔で治療した第3診
脾気虚・胃の気虚は改善されるもまだ弱く、更にはりとお灸で治療を続けました。
症状的には、少し食べられるようになったとのことです。
第7診
脾気虚は本虚のなかなか完全な状態にはなられませんが、少しずつ良くなっています。
胃の気虚は無くなり、食欲も以前の状態に戻り、何でも美味しく食べられるようになられ、体重も少し増えたそうです。
更に続けてはりとお灸で治療しました。
会食にも行かれ、時には旅行にも出掛けられ、楽しそうに色々なお話を聞かせていただいています。
<虚弱体質:食欲がない、身体がだるい>
[症状]
食欲がない。
胃がムカムカして、時々吐き気もある。
疲れやすく、身体がだるい。
胃カメラで検査しても異常が出ない。
自律神経の調節がうまくいかない。
不安感があり、息切れもある。
首こり・肩こりがあり、腰痛もある。
やる気が出ない。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
疲れやすい・体がだるいは、脾が弱ると症状が出やすいので、脾の気虚(気の弱り)を調べました。
また、食欲がないので、胃の気虚の状態を調べ、はりとお灸で治療を行いました。
今までも鍼をした後がしんどかったと言われていたので、当院では細めの鍼を使用して、数も少なめで治療しました。
2週間毎の第3診
脾の気虚・胃の気虚は少し改善していますが、疲れやすく身体もだるいそうです。
食欲は少し出てきたようです。
第5診
この頃は梅雨で、この方を含めほとんどの方が梅雨の影響を受け、身体が重く・だるく・浮腫むといった湿邪(しつじゃ:湿気)が、身体を弱らせます。
この様な症状を湿困脾(しつこんぴ)といい、この時期特有の状態になります。
梅雨の影響もあり、まだ疲れやすく、身体もだるいそうですが、以前よりは良いとのことです。
食欲も出てきているそうです。
2~3週間に1度の間隔で治療をされ、疲れやすい・身体がだるいといった脾気虚は改善されて食欲も出てきて、友人とお酒を楽しまれたり、旅行に出かけたりしておられます。
虚弱体質のまとめ
虚弱体質については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
虚弱体質の症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの虚弱体質の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
虚弱体質は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。