首こりの症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
首こりを治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
首こりを緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、首こりの症状の緩和を目指します。
当院の首こりの鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
首こりとは
首こりとは、首の後ろやうなじ周辺の筋肉群がこわばったり、縮んで硬くなった状態のことです。
首に適度な負担がかかることで起こります。
首の硬さや張り・疲労感・詰まった感じ・重い・可動域が狭くなる(首を回したり、横を向いたりすることができなくなる)・首の後ろから頭まで痛みが出たりします。
首こりの原因とは
スマートフォンやパソコンなどを長時間使用し、のぞき込むような姿勢・交通事故や頭を強く打ち付けた事による頸椎の損傷・体重やホルモンバランスの変化・加齢に伴う頸椎の変形などがあります。
●頸椎椎間板ヘルニア
首の骨(頸椎)の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫することで、痛みや痺れなどの症状が起こります。
●頸椎症
頸椎の加齢による椎間板の変性や、靱帯が厚く硬くなることで頸部の痛みなどの症状が発現する総称として頸椎症と呼ばれます。
神経根や脊髄が圧迫され、首・肩甲骨付近の痛みや、首・肩から腕・手にかけて痛みや痺れが生じることもあります。
●頸椎症性神経根症
頸椎症性神経根症とは、頸椎の変化(椎間板の膨隆や首のとげの形成)によって神経根が圧迫されることから、首から手にかけて痛みや痺れが生じる疾患です。
歳を重ねると頸椎椎間板は水分が減少して固くなったり、潰れたりと変性が起こり、頸椎は変形してしまいます。
このことを頸椎症と呼びます。
頸椎症の中でも、頸椎の変化(椎間板の膨隆や首のとげの形成)によって神経根が圧迫され、片側の首から手にかけて痛みや痺れなどの症状が出ている場合を頸椎症性神経根症というそうです。
*首を前に倒した時に痛む場合、背中の筋肉(僧帽筋)が凝り固まった状態です。
*首を横に回した時に痛む場合、背骨の周りの筋肉(脊柱起立筋)が固くなっているそうです。
*後頭下筋群は、第一・第二頸椎と後頭骨をつないでいる4つの筋肉です。
この筋肉の痛みの発生源が活性化すると、頭部の内側や後頭部から目の奥・前頭部に広がっていくような痛みを引き起こしてしまいます。
首こりの緩和方法
同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が緊張して血行不良になってしまいます。
できる限り身体を動かすように心掛けてください。
簡単な体操も効果的です。
散歩や軽度な運動を習慣的に行うようにしましょう。
ストレスがあると思われる方は、誰かに悩みを相談しましょう。
お風呂では、ぬるめのお湯に胸の下までゆったりと浸かり、身体の奥の深い部分まで温めましょう。
寒さや冷房の冷えには要注意です。
身体を温かくして、冷えないようにしましょう。
首こりへの鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
首こりを緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、首こりのための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
首こりの症状と鍼灸治療
<首こり:首から肩・背中に強い痛み>
[症状]
首から肩・背中の痛みが強い。
眼が疲れる。
腰痛もある。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
首から肩・背中にかけて腱や筋肉の緊張が強くなっているので、はりとお灸で治療しました。
一週間後の第2診
首から肩・背中にかけての腱や筋肉の緊張が緩和されていました。
痛みは楽になられましたがまだ少し残っているとのことですので、更に良い状態を目指し継続して治療を行いました。
<左頚から肩、背中の激しい痛み>
[症状]
左頚から肩、背中に激しい痛みがあり、動かすのもつらい、もともと首こり・肩こりもある。
[治療]
左首、肩の腱、筋肉の状態を調べました。
左首、肩のもともと循環が悪くなっている状態で、更にの影響で
緊張状態強くなっている様でした。
先ず風寒の外邪はを除き、腱、筋肉の緊張が取れる様に治療を致しました。
13日後の第5診
風寒の外邪は除かれ、腱、筋肉の状態もかなり緩み、症状も楽にはなられましたが、
まだ気になるとの事なので、更に腱、筋肉の緊張が取れる様に治療を致しました。
治療を重ねる毎に症状も改善され、また悪くならないようにと、しばらく治療を継続
されましたが、同年5月症状は良いとの事で一端治療を終えられました。
<首が動かせない>
[症状]
急に首が動かされなくなった。
首から背中にかけてとにかく痛い。
手のシビレなどは無い。
[治療]
局所治療を希望された為、首の腱・筋肉などの状態を調べました。
「これは、ギックリ腰が首に起きた状態に似ています」と説明しました。
うつ伏せになってもらおうとすると、着ておられる服は首から背中が出にくい服装でした。
「このシャツを取ってもらってもいいですか?」とお聞きすると、「はい、いいですよ。」との言葉でした。
ホッとして受付にいる妻を呼び、うつ伏せ状態になるまで付いてもらい治療を進めました。
”やっぱり女性の患者さんには、うちの妻が居った方が良いと思いました。
3日後の第2診
首や背中の痛みは楽になられたそうです。
調べてみると、首や背中の状態は前回に比べれば、かなり良いものの、まだまだ緊張が強い状態です。
その3日後の第3診
以前のような痛みは無いそうです。
少しお話を聞いてみると、冷え性・腰痛等があるとの事で、全身治療お勧め致しました。
以後は全身治療を定期的に受けておられます。
全身治療は約1時間で、その時のお身体の状態、今までと今回の違いやお身体がこうなって頂きたいという私の思いや雑談などをしながら治療を進めていきます。
患者さんによっては、おしゃべりが嫌いな方、苦手な方、またはお話が好きでずっとお喋りをされる方とさまざまです。
<振り向いた時の”グリッ”とした感覚以降強い頸の痛み>
[症状]
4日前より振り向いたときに”グリッ”とした感覚があり、以降首の痛みが強くなり動かなくなった。
[治療]
首について調べたところ、ギックリ腰と同様な反応があり、腱や筋肉も非常に強い緊張状態があり、これらの状態を和らげる様に治療を行いました。
3日後の第2診 ギックリ首の状態もあと少しだけ残っており、腱や筋肉の緊張もかなり取れていました。
5日後の第3診 ギックリ首の反応は取れており、動きもスムーズとの事です。
この第3診より本来気になる首こり・肩こり・腰痛・冷え性等の為、全身治療に切り替え治療を始めました。
<右首から肩にかけての激痛>
[症状]
明日仕事でゴルフに行かなければならないが、右首から肩にかけて激痛があり受診。
手のシビレ・腰痛は無い。
イライラし、セッカチになり、眼が疲れる。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、右首・肩の腱・筋肉の状態を調べました。
右頚、特に肩には、腱・筋肉の疲労による緊張状態が非常に強く、それらの改善を計る様に治療しました。
6月9日 第2診
ゴルフは出来たそうです。
その時のゴルフの為か、少し痛みが残っているとの事です。
前回同様に治療を行いました。
治療を重ねる毎に症状は改善し、間で何回かゴルフに行かれるも、体調は良いとの事です。
<朝起きようとした時、突然首から背中に激しく痛んだ>
[症状]
朝起きようとした時、突然首から背中に激しい痛みがあり、1人では動く事すら出来ない状態。
病院でMRI検査を受けたが、「とてもきれいな頚椎[けいつい]だ」と言われる。
少しづつは回復するも、上を向くと首から背中にかけての痛みが強い。
鍼は怖いと恐る恐る受診。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて首、首周辺の腱・靭帯、筋肉等を調べると、首、腱・靭帯、筋肉に ※風寒の外邪[ふうかんのがいじゃ] があり、かなりの緊張状態でした。
首、腱・靭帯、筋肉に風寒の外邪[ふうかんのがいじゃ]が入っており、手足に関する経絡にお灸をしてもほとんど熱く感じず、根気強く何度もお灸をして、やっと熱くなる程度でした。
治療すること3回目で、風寒の外邪[ふうかんのがいじゃ]は取れ、お灸をしてもわりとすぐ熱さを感じる様になり、首周辺の腱・靭帯、筋肉も緩んで、楽になってきておられます。
調子が良いからと運動すると筋肉の張りが強くなり、継続して治療行いました。
※風寒の外邪[ふうかんのがいじゃ]とは
一般的に風邪と考えてもらうと分かりやすいと思います。
風寒の外邪が皮膚にあれば「さむけ」がしますし、鼻に影響すれば「鼻炎」に、のどに影響すれば「のどが痛み」、肺に影響すれば「咳が出る、さらには肺炎」につながっていきます。
この方の様に、関節や末梢神経、腱・靭帯、筋肉に影響すれば、激しい痛みになってしまいます。
首こりのまとめ
首こりについては、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
首こりの症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの首こりの治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
首こりは鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。