肩こり・首こりの症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
肩こり・首こりを治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
肩こり・首こりを緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、肩こり・首こりの緩和を目指します。
当院の肩こり・首こりの治療にご興味があれば、是非お読みください。
肩こり・首こりとは
首から肩・背中にかけての凝りや張り、痛みなどの症状です。
肩こり・首こりの原因
急性的な症状は、事故・寝違い・冷え・無理な姿勢などが原因です。
慢性的な症状は、長時間同じ姿勢でいるデスクワーク・スマートフォンやパソコン等を覗き込んで見る姿勢などが原因です。
肩こり・首こりの緩和
冬は暖かく、夏は冷えないようにしてください。
適度な運動・体操などで身体を動かして、気血の流れを良くしてください。
肩こり・首こりへの施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
肩こり・首こりを緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、肩こり・首こりのための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
肩こり・首こりの症状と鍼灸治療
<首から肩・背中に強い痛み>
[症状]
首から肩・背中の痛みが強い。
眼が疲れる。
腰痛もある。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
首から肩・背中にかけて腱や筋肉の緊張が強くなっているので、はりとお灸で治療しました。
一週間後の第2診
首から肩・背中にかけての腱や筋肉の緊張が緩和されていました。
痛みは楽になられましたがまだ少し残っているとのことですので、更に良い状態を目指し継続して治療を行いました。
<左側の眼の下・頬がピクピクする顔面痙攣>
[症状]
3年前に左側の顔面が痙攣しだした。
眼の下・頬がピクピクと痙攣する。
2年前にボトックスを注射した。
首・肩のこりが強く、腰痛・お尻周りが痛む。
疲れやすく、身体が少々敏感。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、左側の顔面神経を調べてみると、緊張と炎症がみられたので、はりとお灸で治療を行いました。
一週ごとの第3診
神経の状態は少し改善されていました。
症状も楽な時間が多くなったようです。
更なる安定と身体の為にもと継続して鍼灸治療を行っています。
<背中を人に揉んでもらったら痛みが強くなった>
[症状]
背中・肩甲骨の内側が痛むため、人に揉んでもらったらそれ以来更に痛みが強く、寝転んだり起き上がる事がつらい。
首も痛む、腰痛もある。
耳がだるく、疲れやすい。
風邪を引きやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、肩甲骨あたりの筋肉の緊張・炎症の状態を調べました。
筋肉の緊張は強いため、はりとお灸で治療を行いました。
一週間後の第2診
背中の痛みはまだ強いようです。
前面大胸筋・小胸筋の緊張も強いため、前面では胸の圧痛を感じる部分と背中にもはりとお灸で治療を行いました。
二週間後の第3診
背中の痛みは軽減するもまだ残っているようですが、寝転んだり起きたりすることが楽になったようです。
以後継続して鍼灸治療を行っています。
<背中の痛み(肩甲骨の間)>
[症状]
背中が痛む(肩甲骨の間)、首凝り、肩こりが強い、自律神経がおかしい、ストレスがものすごくあり、
色々と重なったため眠れない、腰痛はない、糖尿病がある、不安感あり、舌がひりひりする、
身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました、加えて、睡眠の状態、背中の筋肉や靱帯等の緊張状態を調べて
治療を行いました。
一週間ごとの第3診
背中の痛みはかなり軽減しているそうです。睡眠はお薬を服用しなくても眠れているとの事です。
睡眠の反応は少しは改善されいるもまだ改善の余地があり、
更なる安定と身体のためにと継続して治療を行っておられます
<左頚から肩、背中の激しい痛み>
[症状]
左頚から肩、背中に激しい痛みがあり、動かすのもつらい、もともと頚、肩こりもある。
[治療]
左頚、肩の腱、筋肉の状態を調べました。
左頚、肩のもともと循環が悪くなっている状態で、更にの影響で
緊張状態強くなっている様でした。
先ず風寒の外邪はを除き、腱、筋肉の緊張が取れる様に治療を致しました。
13日後の第5診
風寒の外邪は除かれ、腱、筋肉の状態もかなり緩み、症状も楽にはなられましたが、
まだ気になるとの事なので、更に腱、筋肉の緊張が取れる様に治療を致しました。
治療を重ねる毎に症状も改善され、また悪くならないようにと、しばらく治療を継続
されましたが、同年5月症状は良いとの事で一端治療を終えられました。
肩こり・首こりのまとめ
肩こり・首こりについては、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
肩こり・首こりを緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの肩こり・首こりの治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
肩こり・首こりは鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。