肩の痛みの症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
肩の痛みを治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
肩の痛みを緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、肩の痛みの症状の緩和を目指します。
当院の肩の痛みの鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
肩の痛みとは
四十肩・五十肩などで痛みが現れる。
肩関節は、上腕骨・肩甲骨・鎖骨などの骨で構成されており、腕を動かすための関節で、人体で最も広い可動域を持つ関節です。
脱臼しやすいということもあります。
肩関節の奥に、筋肉が集まって板状となった腱板と呼ばれる部分があります。
その腱板の一部、もしくは全てが断裂することを肩腱板断裂といいます。
成人では、片腕の重さが約4㎏あるそうです。
肩の痛みの原因とは
●腱板断裂
加齢による腱板の変性(肩を動かすたび、すり減るように傷ついていく)、転倒し肩を打つなどして腱板断裂に至るそうです。
肩が全く上がらないことはありませんが、腕を前や横から上げようとすると痛みを生じ、力が入らない、すり潰すような音がするなどの症状が現れます。
また、自ら腕を上げるのは困難でも、もう片方で手を使うか、他の人の力を借りて上げれば動かすことができるようです。
腱板断裂は、50歳代から急激に頻度が増加するそうで、60歳代では6人に1人、70歳代では4人に1人、80歳代では3人に1人が発症するそうです。
ただし、そのうちの約7割の人は痛みがない場合も多いそうです。
●肩峰下滑液包炎[けんぽうかかつえきほうえん]
肩の滑液包に炎症が生じる状態で、滑液包は三角筋と肩関節の間に位置し、関節の動きを滑らかにする役割があります。
主な症状としては、肩の痛み・腫れ・運動時の不快感があり、特に腕を上げたり、後ろに回したりする動作で顕著になります。
●偽痛風
ピロリン酸カルシウムが関節の周辺に沈着し、激しい痛みや炎症が現れます。
●関節リウマチ
関節リウマチによる痛みが出現することもあります。
肩の痛みの緩和方法
腱板断裂(棘上筋が最も多い)は、転倒がきっかけで発症する場合があります。
まずは安静にし、医療機関で診察をしてもらいましょう。
保存療法の場合、痛みの回復を見つつ運動を行い、筋力を付けるようにしましょう。
また、血行が悪くなっているため、冷えに注意しましょう。
肩の痛みへの鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
肩の痛みを緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、肩の痛みのための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
肩の痛みの症状と鍼灸治療
<肩の痛み:転倒して左腕が痛む>
[症状]
もともと特発性難聴で通院されている方で、山登りの帰りに転倒し、左肩を強く打って以来肩から腕に強い痛みがあり、腕が上げられない(第三者が腕を上げると腕は動くが、自力では上げられない)状態です。
本人の希望で病院には行かず、まずは当院で治療して様子をみたいとのことです。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、左肩の状態を調べました。
左肩の靱帯の緊張は強く、出血した後(瘀血)の反応もありました。
一週間に一度の間隔で、はりとお灸で治療しました。
5回目の治療で、出血した後(瘀血)の反応が消え、靱帯の緊張も少し弱くなり、痛みも和らいできているようです。
10回目の治療をした頃から、痛みは少し残るものの動きが緩和し、平常時には肩が気にならない状態になり、腕も自身で上げられるようになりました。
継続してはりとお灸で治療を行っています。
<ゴルフをして、右肩に激痛>
[症状]
半年前、久しぶりにゴルフをして、右肩に激痛が出た。
平素より、肩こり・頸こりがあるが、今は肩甲骨を中心に肩甲骨の内側や腕まで痛む。
肩甲骨周辺が硬くなり、服の脱ぎ着は勿論難しく、夜も痛みで何度も目が覚める。
イライラする。身体がだるく、疲れやすい。腰痛もある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて右肩関節、周辺の靱帯・筋肉の緊張状態などを調べて鍼とお灸で治療を行いました。
1週間後の第2診では、右肩関節、靱帯・筋肉の状態は、ほんの少し緩和されているように見受けられます。
第3診から12日後の第5診では、前回よりも右肩関節、靱帯・筋肉の状態は緩和されているようで、更なる状態の維持をと継続して鍼灸治療を行っております。
<寝違いをして以来、右側の肩が痛む>
[症状]
3年ぐらい前に寝違いをして以来、右側の肩が痛み、頸凝りが強い。
手のシビレは無い。
色々と治療を試すも改善が無い。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて頸・肩の腱・筋肉の状態を調べました。
頸・肩の腱は硬く、張りも強くありました。
これらが緩和される様に治療行いました。
1週間に1度の第3診
頸・肩の腱の張りは随分弱くなり、症状はかなり改善されました。
以後更なる状態の安定をと、継続して治療を行いました。
<左肩周辺の痛みが強く、手を挙げられない>
[症状]
左肩周辺の痛みが強く、手を挙げられない。
じっとしていても痛む。
服の脱ぎ着が大変。
整形外科では、髄液が詰まっている為であり、手術が必要との事。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、左肩周辺の状態を調べました。
左肩周辺の靭帯の緊張強くなっている為、治療を進めていくと、3 回目でかなり楽になり、6 回目ですっかり左肩の痛みが消失したとの事でした。
肩の痛みのまとめ
肩の痛みについては、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
肩の痛みの症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの肩の痛みの治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
肩の痛みは鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。