膝関節症の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
膝関節症を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
膝関節症を緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、膝関節症の症状の緩和を目指します。
当院の膝関節症の鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
膝関節症とは
膝関節の痛みは生活に支障をきたしてしまいます。
原因としては、変形性膝関節症・偽痛風・痛風・関節リウマチ・外傷などがあります。
膝関節症の原因とは
変形性関節症とは、膝関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行や立ち上がる時に膝の痛みが出現します。
歩行は、平地では問題が無いが、階段の上り下りで膝が痛む。
正座は膝が痛くて出来ないなどが初期症状で、さらに変形性膝関節症が進むと、次第にO脚が進み、階段ばかりでなく平地の歩行にも支障をきたすようになります。
原因としては、加齢によるものや怪我によるものがあり、軟骨がある程度以上すり減ってしまうと、回復が難しくなります。
急に膝が腫れて熱を持つなどして痛くなった場合は、偽痛風・痛風・化膿性膝関節炎
といった病気です。
●一番多いものは偽痛風で、関節内にピロリン酸カルシウムという結晶が沈着して起こるもので、加齢や脱水などが原因とされています。
尿酸値が高い場合、尿酸ナトリウムの結晶が関節内に溜まると、痛風発作が起こります。
●化膿性膝関節炎は、歯周病や感染性心内膜炎など他の場所で感染した細菌が、血液に乗って膝に到達することで起こります。
熱があって膝が腫れて痛む場合は、医療機関を受診してください。
●関節リウマチによって、手だけではなく膝が腫れることもあり、特に高齢者で膝が痛くなった時には、筋力の衰えが進行し、ロコモティブシンドローム(運動器の障害のため、立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態)・サルコペニア(加齢による筋肉量の減少)・フレイル(歳と共に体力・気力が低下した状態)など、加齢に伴って起こりやすくなる問題が生じ、そのまま放置すると介護が必要な状況になることもあるそうです。
自己免疫や免疫システムの異常が原因と言われています。
スポーツなどで、靱帯・半月板などを傷める。
膝関節を包んでいる関節包に炎症が起きたり、使いすぎによって痛みます。
関節リウマチ・感染症などで痛むこともあります。
切れた半月板が引っかかり、膝の曲げ伸ばしが出来なくなります。(ロッキング現象)
膝関節症の緩和方法
体重増加・肥満の方は体重を減らしましょう。
使いすぎや炎症が強く、水が溜まった状態なら安静が必要だと思います。
膝関節(靱帯)などの負担を少しでも少なくするため、足腰特に大腿部の筋肉を鍛えましょう。
なるべくまんべんに色々な動きをしましょう。
椅子から立ったり座ったり、階段の上り下りなどの昇降運動や、足元の悪い場所(砂浜や砂利道)などをわざと歩くようにしましょう。
無理はせず、状態によって運動の時間は変えるようにしましょう。
痛む場所は血行が悪くなっています。
お風呂で温まって痛みが緩和するのであれば、冷やさないようにしましょう。
血行が悪くなり筋肉も落ちてしまいますので、サポーターなどで締め付けるのは止めましょう。
膝関節症への鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
膝関節症を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、膝関節症のための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
膝関節症の症状と鍼灸治療
<膝関節症:膝の水を何度も抜いた>
[症状]
左膝の上部・内側・裏に張った感じがある。
立ち仕事なので、左膝に負担がかかり痛い。
最近では、大腿から臀部にかけての張りや痛みがある。
首こり・肩こりがある。
胃腸が弱い。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、左膝の炎症状態・水の溜まり具合・腱の緊張状態・左股関節の炎症状態等を調べて、はりとお灸で治療しました。
一週間後の第2診
水はまだ残っているものの、膝の腱の緊張状態はほんの少し緩和されていました。
症状はあまり変化無しとのことです。
一週間毎の第7診
膝の腱の緊張状態も緩和し、水の反応も改善され、膝の痛みも楽になられ、それまでは病院に行くと膝の水を抜かれていたのだが、抜かれなくなったそうです。
<膝関節症:歩くのが痛くて少ししか歩けない>
[症状]
両膝が痛む、変形している。
これまでに計4回水を抜いている。
首こり・肩こりが強い。
セッカチになりやすい。
糖尿病がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、両膝の炎症状態・腱の緊張状態等を調べ、はりとお灸で治療しました。
膝痛の場合、大腿の筋肉の張りが膝関節に影響していると考えているので、大腿にもはりやお灸で治療しています。
一週間毎の第4診
膝の水の反応に改善がみられ、動きも楽とのことですが、長く歩くのは難しいそうです。
一週間毎に来院されますが、少しずつでも症状は改善され、歩ける距離は長くなられました。
半年を過ぎた頃より1週間から10日に間隔を伸ばして鍼灸治療をされ、小走りが出来たり、余り休むこともなく歩け、膝が気にならなくなることが多くなったそうです。
<左膝内側の激しい痛み>
[症状]
左膝の内側が激しく痛む。
左足をつくのも痛く、歩くのがつらい。
腰痛・肩こりがある。
朝起きがつらく、頻尿がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて左膝の状態を調べました。
身体には風寒の外邪(風邪)が入っていて、その事がもともと循環の悪い左膝に影響し、周辺の循環の悪さと靱帯・筋肉の緊張を強め、痛みを増大させているのではないかと告げました。
まずは風寒の外邪を取り除き、周辺の循環を回復させて、靱帯や筋肉の緊張状態が緩和するように鍼とお灸で治療を行いました。
4日後の第2診では、風寒の外邪は弱まりましたが、まだ反応が残っていました。
第2診から3日後の第3診では、やはり風寒の外邪は残っていました。
第3診から13日後の第5診では、風寒の外邪は取り除かれていました。
以後、1週間から10日前後の間隔で継続して、鍼とお灸で治療を行っておられます。
<左膝の激痛>
[症状]
3日前左膝に激痛があった、20年ぐらい膝が悪い、腰部ヘルニアがあり、左足に神経痛があり、左足が冷える。
肩こりも強い、イライラする、眼が疲れる、不安感がある、朝起きがつらく、身体がだるい、疲れやすい、
臭いが分かりにくく、粘膜がよわい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、左膝関節の状態を調べました。
左膝関節は、循環が悪く周辺の腱、靱帯、筋肉は風寒の外邪の影響受け、緊張状態が強くなっているようなので、
先ずは、風寒の外邪を除き、周辺の腱、靱帯、筋肉の緊張状態を緩める様に治療を行いました。
第5診
風寒の外邪は除かれ、腱、靱帯、筋肉の緊張状態も緩んでおられました。第2診の時よりも症状には改善みられ、
第5診にいたる頃には、左膝の症状はほとんどないとの事です。
腰痛、肩こりその他、身体の状態に治療を行いました。
<走る事に支障が出る右膝の痛み>
[症状]
走ることが好きで、ほとんど毎日走っていた。
右膝が痛む。腰・股関節も痛む。
背中にも痛みがあり、ふくらはぎも痛む。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
右膝・腰・股関節の循環が悪く、周辺の靱帯や筋肉が緊張している状態でした。
また足のふくらはぎの筋肉には、出血した後(瘀血・おけつ)の様な反応もありました。
1週間後の第2診、その1週間後の第3診と、膝・腰・股関節周辺の緊張も改善され、足のふくらはぎの瘀血の状態も取れた様です。
また走れるようになり調子は良好とのことで、悪くならないようにと継続して治療を行っておられます。
<左膝の内側と裏の痛み>
[症状]
随分前より左膝の内側と裏が痛む。
正座が出来ず、左側が伸びきれずに曲がりにくい状態。
階段が難しい。
腰痛がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて左膝の状態を調べました。
左膝は腱が硬く、張りも強いが、水は溜まっていない様です。
これらが緩和すべく、鍼とお灸で治療を進めました。
治療を進めていくうちに、膝の内側も裏の痛みも緩和されました。
以後、身体と更なる膝の緩和のために、継続して鍼灸治療を行っておられます。
<重い物を持って階段を下りた時に、右膝を痛める>
[症状]
昨日重い物を持って階段を下りた時に、右膝を痛めた。
夜お風呂から出ると、ズキズキと痛む。
本来左膝が悪く、腰痛もあり、肩凝りが強く、左右の肩関節が痛み、動かしにくい状態。
血糖値がやや高く、糖尿病がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて右膝関節、腱・靭帯、筋肉等を診ると、右膝関節の炎症は、 ※熱性炎症 [ねっせいえんしょう] になっておられ、腱・靭帯、筋肉は緊張が非常に強く、膝関節の内では軽い出血があり、血液が溜まっている(瘀血・おけつ)状態様でした。
まずは、熱性炎症と瘀血を取る事に専念しました。
第2診
熱性炎症と瘀血 [おけつ]は取れたが、まだ右膝関節の緊張が残り、少し痛む状態でした。
第3診
右膝関節の痛みは取れましたが、本来左膝関節痛、腰痛、肩関節(五十肩)、糖尿病の治療と養生[ようじょう]の為に現在も来院されています。
左膝関節痛、腰痛、五十肩等も緩和しておられます。
※熱性炎症(ねっせいえんしょう:冷やすと楽になる炎症)
寒性炎症(かんせいえんしょう:温めると楽になる炎症)
<膝に痛みが起こり、歩行も困難>
[症状]
8月23日、膝に痛みが起こり、歩行も困難。
腰痛があり、明日から北海道へ社員旅行に出掛けるので、何とかして欲しいと来院。
一年前より、交通事故で右手肘関節あたりを中心に力が入らず、握力もかなり落ちているとの事。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて右膝、右手、腰、腱・靭帯、筋肉等を調べ、その結果右手よりも右膝関節痛の方に日数が掛かると告げ、治療を行いました。
9月7日 第2診
北海道では右手にハサミを持ってカニを切って食べる事が出来たと喜ばれ、右膝の痛みはあるものの、皆と一緒に歩けたそうです。
右手は2・3回で完全に回復されました。また、右膝関節痛は数回で和らぎ、調子が良いとの事です。
この方は、寝る間を惜しんでお仕事をされていて、大変お忙しい方ですが、それだけに御自分の身体を気遣い、養生の為に現在も来院されております。
膝関節症のまとめ
膝関節症については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
膝関節症の症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの膝関節症の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
膝関節症は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。