顔面神経麻痺の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
顔面神経麻痺を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
顔面神経麻痺を緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、顔面神経麻痺の症状の緩和を目指します。
当院の顔面神経麻痺の鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
顔面神経麻痺とは
顔面神経麻痺とは、顔の表情を作る神経が麻痺して、顔の動きが悪くなる病気です。
顔の片側や一部が動かなくなるのが特徴です。
片方の目が閉じれない・目が乾く・口の片方が下がる・水が口から漏れる・口笛が吹けない・涙や唾液分泌低下・味覚障害などで、見た目にも影響するため、とてもストレスを受けやすい病気です。
顔面神経麻痺の原因とは
顔面神経麻痺の原因としては、脳血管障害(脳出血・脳梗塞・脳腫瘍)や、ウイルス感染(ヘルペスウイルス・サイトメガロウイルス・アデノウィルス・風疹ウイルス・B型インフルエンザウイルスなど)・ハント症候群(水痘・帯状疱疹ウイルス・HZV(ヘルペスゾスターウイルス)などが原因で起こる顔神経麻痺の一種です)・外傷(側頭骨骨折など)・腫瘍(中耳炎・聴神経腫瘍・耳下腺腫瘍・髄膜炎など)先天性疾患等があるそうです。
ベル麻痺・顔面神経の原因として最も多いものですが、明らかな異常が見つかっていないため、あらゆる検査で原因が特定できないものをベル麻痺というそうです。
また、特発性末梢顔面神経麻痺ともいわれるそうです。
顔面神経麻痺の緩和方法
免疫力を向上させるために適度な運動をすることによって、全身の血液循環を促進させることも大切です。
ウォーキングやジョギングなどの運動を行いましょう。
顔面神経は寒冷刺激に弱いため、夏場の特にバスや電車に乗るときには、お顔に冷房の冷たい風が当たらないように、冬場はネックウォーマーやマフラー等でお顔を冷やさないように注意しましょう。
マスクなども良いかもしれません。
動く範囲を少しでも広くする意識をして、色々とお顔が動いているイメージを持ち、動かすリハビリをしましょう。
顔面神経麻痺への鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
顔面神経麻痺を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、顔面神経麻痺のための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
顔面神経麻痺の症状と鍼灸治療
<顔面神経麻痺:右側の顔面が動かない>
[症状]
突然右側の顔面が動かなくなった。
おでこにシワが寄らない、眼の周囲の動きが悪い、右側の口・頬が動かず、しゃべりづらく、食べ物が残るなど。
また、臭いや味も分らない状態。
首こり・肩こりが強く、腰痛もある。
足が痺れる。
疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、右側の顔面神経の状態・嗅覚・味覚等を調べて、はりとお灸で治療しました。
一週間後の第2診
少し右側顔面神経の改善が診られ、動きも前回来院されたときよりは良いとのことです。
一週間毎の第5診
右側の顔面・おでこ・眼の動き・口元と、見た目には左右の差は分らなくなってきたようです。
嗅覚・味覚にも変化が出てきているそうです。
以後10日から2週間の間隔で鍼灸治療を行い、症状は緩和され、気持ちも楽になられたそうです。
<顔面神経麻痺:2年前右側顔面神経麻痺になった>
[症状]
2年前に右側顔面神経麻痺になった。
右側のおでこにシワ寄せが出来ない。
右眼から涙が出る。
うがいすると水が漏れ出る。
左右の肩関節・股関節が痛む。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、右側顔面神経の状態を調べ、はりとお灸で治療しました。
一週間毎の第3診
右側顔面神経に少しの改善が診られ、涙の出が少し減り、おでこへわずかにシワが寄るようになった。
仕事の都合で、1週間から20日間ぐらいに間を開けて、鍼灸治療を行いました。
右側顔面神経の状態も改善して、おでこのシワも左側と変わらなくなり、涙も出ず、うがいをしても水が漏れる事もなくなったそうです。
<顔面神経麻痺:顔面神経麻痺で右側の顔が動かない>
[症状]
右側の顔が動かない。
目も閉じれず、涙が出る。
おでこが動かないため、右側のおでこにシワが出ない。
口に力が入らず、水を飲んでも右側から漏れ出てしまう。
顔がゆがんでいる状態。
味覚も、右側1/3ぐらいが分からない。
肩こり・頸こりも以前からあるが、麻痺になってから非常に強い。
やや腰痛もある。
イライラする。
目が疲れる。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて右側の顔面神経の状態を調べました。
右側の顔面神経は、風寒の外邪(ふうかんのがいじゃ:ウイルス)の反応があり、まずは風寒の外邪を取り除くよう鍼とお灸で治療しました。
8日後の第3診では、まだ風寒の外邪は残っている反応がありました。
第7診では、風寒の外邪の反応は消えていました。
右側の顔面神経の伝達の悪い状態(弱さ)を強化するように鍼とお灸で治療しました。
その後しばらくは週2回の鍼灸治療を継続して行いました。
その後は週1回の鍼灸治療を継続して行い、ずいぶん緩和されておりましたが、コロナ禍で治療を中断されました。
<顔面神経麻痺:右側の顔面神経麻痺>
[症状]
3ヶ月前、右側顔面神経麻痺になる。
肩こりが非常に強い。腰痛はない。
その他問診等をするも、他に悪いところはない。
[治療]
発病して2ヶ月以上が経過していましたが、右側の麻痺はかなり残っていました。(目は完全に閉じれず、口元からは水などが流れ出る状態です。)
全身的に経絡診断を行い、加えて右側の顔面神経の状態を調べました。
右側の顔面神経には、風寒の外邪(ウイルス等)の反応がありました。
まずは、この風寒の外邪の除去を目標に鍼とお灸で治療を行いました。
強い肩こりも、この風寒の外邪の影響によるものだと考えました。
3週間後の第7診では、風寒の外邪はすでに取れているようでしたが、右側顔面神経の弱った状態は残っている反応でした。
更なる緩和を目指して、鍼とお灸で治療を継続しました。
<右顔面神経麻痺で眼は半分くらいしか閉じれない状態>
[症状]
昨年12月下旬、右顔面神経麻痺を患う。右側の耳が痛む。
涙が出る。
肩こり、腰痛はない。
少しイライラする。眼がかすむ。朝起きが辛い。頻尿。
眼は半分くらいしか閉じれない状態でした。
その為、涙が良く出る様でした。
唇も右半分の動きが悪く、飲み物等が流れてしまう。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、右顔面神経の状態を調べて治療を進めていきました。
1月中旬の第7診
まぶたは完全に閉じれるようになっていますが、左側と比べると力の入り方が弱く、唇の動きも改善されていますが、油断すると水気の物が流れてしまうようです。
4月初旬の第16診
まぶたの動きはかなり改善されました。唇の動きも良くなってきましたが、上唇の動きは悪い状態です。
5月初旬の第20診
まぶたの動きは大変良く、ウインクを左右交互に出来るようになりました。
唇の動きも良くなりましたが、歯磨き時のうがいの水が少し出てしまうとのことでした。
仕事も忙しく、治療間隔は延びておられますが、更なる回復を目指して治療を継続されておられます。
<右側顔面神経麻痺になる>
[症状]
右側顔面神経麻痺になる。
肩こりが非常に強い。
腰痛はない。
その他、問診等もするも、あまり該当するところがない。
[治療]
発病に2ゕ月以上経過しているが、右側の麻痺はかなり残っていました。(目は完全にはつむれなく、口元は水等を飲むと流れ出る状態)
全身的に経絡診断を行い、右側の顔面神経の状態を調べました。
右側の顔面神経には、風寒の外邪(ウイルス)の反応があります。
まずは、この風寒の外邪の除去を目標に治療を行いました。
強い肩こりも、この風寒の外邪の影響と考えました。
1週間に1回か2回の第7診
風寒の外邪はすでに取れましたが、右顔面神経の弱ったような状態が残っています。
目は完全につむり、口元もぎゅっと力を入れられる状態になりました。
ただ、左右差はまだまだ分かる程度です。
さらなる向上を目指し治療を継続していきます。
仕事の同僚が「良くなったね。以前は目を合わすのも気の毒で、ホント良かったね」と言われたとの事でした。
治療回数は減らすも継続して治療し、転勤で東京へ行かれました。
その頃には、左右差はよく見れば分かる程で、笑顔も自然な感じになられました。
<飛行機に乗り上昇している時、耳の後ろの痛みを覚え、目が覚めると左顔面が麻痺>
[症状]
飛行機に乗り上昇している時、耳の後ろの痛みを覚えるが、そのまま寝てしまい、目が覚めると左顔面が麻痺していた。
発病より50日以上経過して、当院を受診。
完全麻痺の状態で、発病時より症状の改善は無い。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて左顔面神経を調べました。
左顔面神経には、風寒[ふうかん](ウイルス)があり、まずはその風寒の外邪[ふうかんのがいじゃ]の駆除をいたしました。
風寒の外邪は、すぐに駆除できましたが、発病より日にちが経過していた為か、左顔面神経の循環がかなり悪い状態ではありましたが、次第に回復が見られました。
1週間に1度の間隔で治療を行い4ヶ月後、パッと見た目には麻痺が分からない様になりましたが、まだ完全な状態には及ばず、治療を継続いたしました。
更に2ヶ月後、状態が良くなり、治療を終えました。
<右顔面神経麻痺で、まぶたがほんの少し動くだけ>
[症状]
顔面神経麻痺を発症。3週間病院へ入院治療。
退院後も色々治療するが、症状の改善は見られず、当院を受診。
右顔面部は、まぶたがほんの少し動くだけの状態。
その他には、食欲が無く、高血圧、コレステロール値が高く、腰痛がある。
10年前に、左上腕骨を骨折し、その後痛みが取れない。
顔の事などで、かなり精神的にも弱っている。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて右顔面神経等を調べました。
右顔面神経には、 ※風寒の外邪 [ふうかんのがいじゃ] があり、まずはその風寒の外邪を取る事に専念し、次に神経の弱りと周囲の筋力の回復を目的として、治療を進めました。
右顔面神経麻痺は3〜4ヶ月程でほとんど分からない状態に回復しました。
左上腕の痛み、腰痛、高血圧症も同時に治療を進めて緩和し、半年前より服用していた薬を、すべて止めても調子が良く、現在も養生の為に通院されておられます。
※風寒の外邪 [ふうかんのがいじゃ]
一般的に風邪(ウイルス)が末梢神経に影響し、炎症や末梢神経の痙攣 [けいれん]を起こして、血行不良となり麻痺 [まひ]となります。
扇風機や車に乗って窓を開けていて、その風を受けている側が血行不良を起こして麻痺 [まひ]したりする事があります。
顔面神経麻痺のまとめ
顔面神経麻痺については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
顔面神経麻痺の症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの顔面神経麻痺の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
顔面神経麻痺は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。