不眠症の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
不眠症を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
不眠症を緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、不眠症の緩和を目指します。
当院の不眠症の治療にご興味があれば、是非お読みください。
不眠症とは
首から肩・背中にかけての凝りや張り、痛みなどの症状です。
不眠症の原因
急性的な症状は、事故・寝違い・冷え・無理な姿勢などが原因です。
慢性的な症状は、長時間同じ姿勢でいるデスクワーク・スマートフォンやパソコン等を覗き込んで見る姿勢などが原因です。
不眠症の緩和
冬は暖かく、夏は冷えないようにしてください。
適度な運動・体操などで身体を動かして、気血の流れを良くしてください。
不眠症への施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
不眠症を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、不眠症のための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
不眠症の症状と鍼灸治療
<背中の痛み(肩甲骨の間)>
[症状]
背中が痛む(肩甲骨の間)、首凝り、肩こりが強い、自律神経がおかしい、ストレスがものすごくあり、
色々と重なったため眠れない、腰痛はない、糖尿病がある、不安感あり、舌がひりひりする、
身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました、加えて、睡眠の状態、背中の筋肉や靱帯等の緊張状態を調べて
治療を行いました。
一週間ごとの第3診
背中の痛みはかなり軽減しているそうです。睡眠はお薬を服用しなくても眠れているとの事です。
睡眠の反応は少しは改善されいるもまだ改善の余地があり、
更なる安定と身体のためにと継続して治療を行っておられます
<関節リウマチと不眠>
[症状]
もともとは関節リウマチの治療で来院。
身体がだるく、疲れやすい。イライラする。やる気が出ない。
汗が出やすく、冷える。
午前中頻尿になる。
リウマチの治療を始めて1年後に、近所でのゴタゴタで不眠になる。
物事が気になり、気分が落ち込む等の症状が現れる。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、不眠・気分が落ち込む等に関するところを調べて鍼とお灸で治療を進めていきました。
2週間に1度のペースで鍼灸治療を行い、治療回数を重ねる毎に症状も緩和されているようです。
秋は季節的に誰もがセンチメンタルになりやすいのですが、症状はずいぶん緩和されて、現在もなおリウマチ等と併せて鍼灸治療を継続しておられます。
<漢方・睡眠導入剤を服用するが、なかなか思うような睡眠が得られない>
[症状]
眠れないため、漢方・睡眠導入剤を服用するも、仕事が不規則でなかなか思うような睡眠が得られなく、仕事を休職中。
腰痛・肩こりがある。
高血圧、イライラする、やる気が出ない、眼が疲れる。
不安感があり、身体がだるい、疲れやすい、食欲がない。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて睡眠・腰・肩などの状態を調べ、治療を進めていきました。
身体は精神的な緊張状態が強かったです。
第5診では、精神的な緊張も緩み、少しずつ睡眠も安定しているとのことでした。
2月には仕事に復帰されました。
仕事は交代制で、夜勤もあり大変とのことでした。
以前は薬を服用しても困難であったが、現在も薬を服用はしているものの、眠れているとのことで喜ばれております。
春は気が変動する時期だったり、仕事への不安(不規則など)等と悪条件の中で、良い結果が出ていると思い、更なる良い状態を目指し、診断して治療を行っています。
<寝付かれず、1時から2時頃に目が覚める>
[症状]
今までは良く眠れていたが、2週間前より寝付かれず、また1時から2時頃に目が覚める。
気力が無く、不安感があり、身体がだるく、食欲も無い。
仕事では、パソコンをよく使う。
肩凝り、腰痛がある。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、睡眠、心経(気持ち等を表す)、胃の弱りを調べました。
睡眠(入眠困難、中途覚醒)は、気滞(気のとどこおり)等の状態があり、疎通をする様にしました。
心経と胃は、気虚(気が不足している)の状態が強く、それを補いました。
1週間に1度の第2診
気力は少し出てきて、睡眠も良くなってきました。
第5診
気力はあり、気分も良く、食欲もでてきました。
良く眠れるようになり、腰痛・肩凝りも楽になって、治療を終えました。
<夜寝付きが悪く、途中で良く目が覚める>
[症状]
夜寝付きが悪く、途中で良く目が覚める。
せっかちで身体がだるく、疲れやすい。
お腹が張り、ガスが溜まる。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて睡眠に関する所を調べて、治療を行いました。
この方はせっかちで、お腹が張り、ガスが溜まるといった症状があり、中医学では肝気郁結 [かんきうっけつ](ストレスが溜まった状態)で、この肝気郁結 [かんきうっけつ]を取る事で、睡眠はもちろん、お腹が張る、ガスが溜まるといった症状は治療する事5,6回目ぐらいで緩和されました。
ただ、ストレスを無くすというのは、まず無理です。
やはり弱い所に影響を受けやすいので、睡眠に影響しない様にその関する所を整え強固とし、また、養生の為にも来院されています。
今までにも、何度か睡眠等が乱れる事もありましたが、治療を重ねていく程に安定してきておられます。
不眠症のまとめ
不眠症については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
不眠症を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの不眠症の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
不眠症は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。