過敏性腸症候群の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
過敏性腸症候群を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
過敏性腸症候群を緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、過敏性腸症候群の症状の緩和を目指します。
当院の過敏性腸症候群の鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。
過敏性腸症候群とは
過敏性腸症候群とは、腹痛や腹部の不快感・下痢や便秘などの通便異常・排便後に痛みが軽減されるなど、消化器に異常が無いにもかかわらず、慢性的にこの様な症状が続く病気です。
過敏性腸症候群の原因とは
過敏性腸症候群の原因ははっきりしていないそうです。
多くの患者で消化管が刺激に対して、非常に敏感になります。
他の人なら不快に感じない腸内ガスや腸の収縮により、不快感を覚えることがあります。
ストレス・不安・抑うつ・恐怖などの心理的要因や、自律神経の失調・腸管の運動が異常に亢進する・腸内細菌叢[ちょうないさいきんそう]の変化などが考えられています。
すぐにトイレへ行けない状況(急行列車に乗っているなど)は、症状を悪化させてしまいます。
過敏性腸症候群の緩和方法
小麦・乳製品・豆類・チョコレート・コーヒー・茶・一部の人工甘味料・ある種の野菜(アスパラガスやブロッコリーなど)・核果(アンズなど)等が症状を悪化させると考えられる患者もいます。
これらの食べ物は、小腸で吸収されにくく、炭水化物を含んでいます。
炭水化物は腸内細菌により発酵され、ガスが発生して腹部膨満や痙攣痛が生じます。
関連性があるかないかを気にしてみてください。
規則正しい生活と十分な睡眠を取るようにしましょう。
刺激物摂取や、夜間に大量の食物摂取は避けるようにしましょう。
急いで食べたり、長い時間何も食べなかった後に食事をすると、発作が起こる場合がありますので気を付けましょう。
消化の良い物や腸内環境のために、なるべく多種類の発酵食品を食べるようにしましょう。
[ここからは持論です]
干し物は食品を温性に変化(強化)します。
ただ、機械乾燥よりは天日干しの方が良いと思います。
ですから、例えば、干し椎茸は乾いてはいますが、更に1~2時間でも天日にさらす事で、見た目は変わらなくても温性になっています。
お日様を浴びる事は、やはり良いことだと考えます。
過敏性腸症候群への鍼灸の施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
過敏性腸症候群を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、過敏性腸症候群のための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
過敏性腸症候群の症状と鍼灸治療
<過敏性腸症候群:便秘と下痢を繰り返す>
[症状]
便秘と下痢を繰り返す。
常にお腹のことが気になり、不安になる。
首こり・肩こりがあり、身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、大腸の状態を調べました。
大腸は、気虚(気の働きが弱っている状態)が強く、炎症も強くなっていたので、はりとお灸で治療を行いました。
また、鍼灸治療が初めてで大変怖がっておられたので、鍼は少なくしてお灸を中心に治療しました。
1週間~2週間毎の間隔で治療を進めました。
第5診
下痢することが少し減ってきているとのことです。
今よりも安定した状態を目指し、継続して鍼灸治療を行っています。
<過敏性腸症候群:何かあると下痢をする>
[症状]
何かあると下痢をする。
一日に何回もトイレへ行く。
疲れやすく、気にしやすい。
身体がだるく、疲れやすい。
下痢が気になって外食ができない。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、大腸の状態を調べました。
大腸は寒性炎症が強く、気が虚している(弱っている)状態でした。
これらが緩和されるように、はりとお灸で治療を行いました。
最初は1週間に一度の間隔で治療を行い、症状の緩和とともに2週間に一度の間隔に延ばし、今は帰りに食事をして帰れるようになったそうです。
<過敏性腸症候群:若いときから下痢しやすい>
[症状]
現在70代で、若いときから下痢しやすく、下腹が痛む。
疲れやすく、身体がだるい。
首こり・肩こりが強い。
過敏性大腸症候群と診断される。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、大腸の状態を調べました。
大腸は大変弱った状態でしたので、はりとお灸で治療しました。
一週間毎の第4診
下痢はするものの排便回数が減り、排便も楽になったとのことです。
更に治療を継続して行いました。
時には1週間の間に一度も下痢をしない時があり、とても喜んでおられます。
<過敏性腸症候群:便の形がなく、いつも下痢>
[症状]
下痢しかしない、形がない。
疲れが取れない。
頭が重く頭痛がある。
首こり・肩こりが強い。
花粉症・アトピー性皮膚炎がある。
風邪を引きやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。
脾(膵臓)が弱く、大腸は過敏で弱った状態だったので、はりとお灸で治療しました。
1週間~2週間の間隔で治療を行いました。
治療を重ねる毎に、下痢はするものの一日にトイレへ行く回数が減り、トイレに入っている時間も短くなって、楽に過ごせる時間が増えてきたと喜んでおられます。
<泡の様な水様便が出るが出血はない>
[症状]
小児の時より発症。
社会人になってひどくなった。
特に、昨年秋より状態が悪い。
1日4〜数回、泡の様な水様便が出る。
出血はない。
朝起きが悪く、疲れやすい。
腰痛がある。
コレステロール・中性脂肪がやや高い。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、大腸の状態を調べました。
大腸は、風湿(ウイルス)、炎症、気が虚している(弱っている)状態でした。
これらが緩和される様に、鍼とお灸で治療を行いました。
現在も健康な身体作りにと、治療を続けておられます。
過敏性腸症候群のまとめ
過敏性腸症候群については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
過敏性腸症候群の症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの過敏性腸症候群の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。
大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
過敏性腸症候群は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。